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あれはなんだ かたちは無く

最近の語学事情

ここ数年は、比較的、精力的に語学に励んだとは言えない。英語と3つの欧州言語を中心に、忘れない程度に継続して扱っていたが、潮時だし、そろそろ真面目に取り組もうと思う。いや、そうではない。あまりにも、あまりにも興味が薄れていたのが、再び新鮮な情熱をもって一周したというのが正直なところだ。本当のところは、幾分かはただの現実逃避であるかもしれないが。

新規参入言語は、近年ではイタリア語とアラビア語で、今年からアイスランド語。いつもの様に、文化思想に興味があるのと、主に読書をしたいがために始めた。(なら、僕は古アイスランド語をも修めねばなるまいね!それは避けられないことだ!)

常々思っているのは、”言語の学習”は単なる道具や手段であって、けっして目的ではないということだ。(もちろん、強調したように、言語そのものに対してまでこの主張はしない。)そのことは十分に解っているが、僕は心からとまどう。文法を、語彙を、いかに身に着けたところで、はたして魂というものは本当に誰かに伝わるものなのだろうか?結局、言語が好きな理由は、その疑念をただ確かめたいからというだけではないだろうか?本当のところはわからない。