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あれはなんだ かたちは無く

邂逅

邂逅

多少前向きな性格に戻っただけで、孤独という本質は何ひとつ変わっていない。 おそらくは自分は一生この本質から逃れられないのだろう。 それと引き換えに、耳をすませばいつも自然の歌が聴こえる、視える。 そうでなければ、きっと芸術を志してもいなかった…

続・些細な現象

最近ずっと、毎日ごりごり仕事中。自分こんなに真面目だったっけ? 08/02の日中、14時ごろに、急に部屋に「ピピピピピ」という音が鳴り始めた。電話の着信のように、繰り返し鳴っている。身の回りにある、音の出るものを確認したが、何も鳴っていない。しば…

些細な現象

とるに足らぬものもの。 10日ほど前の晩、横になって考え事をしていると、視界の端で何かが光った。目をこらすと、枕代わりのタオルの淵の方に、0.1mmほどの何かが七色に輝いている。あちらこちらで拡散した光が粒子に強く当たったんだろう。その輝きは、安…

アストラルパーク

きつねにつままれたような話のひとつ。 定期的に行く場所がある。行く、といってもこちらから行こうと思っても行ける場所ではない。しかし、「そろそろくるかな」と思ったころに行くことができる。なんとなく前兆があるんだ。 そこは、古いショッピングモー…

Aについて

毎日色々な新しいことが起きたり消えたりして、過去からはどんどん引き離される。僕はそれを追うことはしないし、悲しいとも思わない。しかし、ごく稀に、忘れたくない記憶も存在することも事実だ。それは懐かしさではなく、単純に存在の証を求めているだけ…

塵なす同時性

人が信じるかどうかは問題ではないが、度々不思議なことが良く起こる。別段特別な場合のみに起こるのではなく、むしろ、全ての時間と空気に潜んでいるような類のものだ。大抵の場合、それらは全く関わりをもたない何者かであるかのように扱われているが、僕…