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あれはなんだ かたちは無く

~2013/04/02 夢日記

ゆうべはあまり夢を見なかった。見たこと自体はおぼろげに覚えているのだが、肝心の内容は、思い出そうとしても思い出せないので残念である。今日は06:15に覚醒したあと、眠った。覚醒前の夢が思い出せない。以下は、二度寝以降の夢である。

 

どこかの通りを歩いていた。天気はやや黒い曇り空で、時刻は昼過ぎといったところか。特にあてがあるわけではなかったが、一応何処かを目指していたらしい。また、特に同行しているわけでもなかったが、大学時代のMNと向かっているらしい。(実際はよく話すが、)口数も少なく、お互い意識が別のところにあるので少し距離を開けてあるいていた。

通りは、黒い磨かれた大きな石が敷き詰められた通りで、洋風の白壁の建物が立っていた。黒や紺の柱がアクセントになっていて、ここそこにオリーブが植えられていた。前を見ても後ろを見ても先はもやがかっていて、よく見えなかった。人気はなく、時折影だけがふいっと横切って行った。夢世界か普通の夢かは微妙である。

不意に、前の方から高校時代のXTが現れた。(実際に)3年ほど会っても話してもいないので、歩きながら少し話をした。話した内容は覚えていないが、あたりさわりのない内容だったと思う。それなりに盛り上がり、色々と話をした記憶がある。そうこうするうち、MNの姿が見えなくなったので、「ちょっと、おい、見失ったじゃないか」と言うと、XTはそんなことは知らないよという風に笑っていた。MNより先を歩いていたので、おそらくMNは後から来るだろうとにらみ後ろの方を見ていると、もやの中からMNが現れたので少しほっとした。

 

(ここでいったん、記憶は曖昧になる。通りを歩きながら、覚醒前に見ていた夢のことを思い出そうとしていた。以下で、また通りと同じ世界で、夢のことを考えるのだが、果たしてそれは覚醒前に見ていた夢なのか、一瞬のうちに夢を見てそれを夢だと認識したのかは不明である。)

通りを歩いていた。依然として同じような光景が続いている。ただ天気の方は怪しくなってきて、雲はより黒さを帯びてきていた。気がつくとMNとは別れ、一人でどこかへ向かって歩いていた。そのうちにぽつりぽつりと雨が降り始め、早歩きで通りを進んだ。だんだんと雨足が強くなってきたところで、前方に小さな茶屋風の建物が見えたのでそこに入った。茶屋風の建物は、周囲と同じく白壁に紺の木柱の外見で、ただそれだけが和風であった。長屋を横向きにして、前面の壁をなくし、その右半分と、右横の壁がガラス張りになっていた。左半分は大きくえぐれていて、奥に小さな白いカウンターがあった。そこが受付のようであったが、案の定誰もいなかった。そこから向かって右、奥に行って左右と、合計3つの和室があるようだった。

自分は「やあ、待たせたね」と言って、最寄の部屋、つまり二方がガラス張りになっている和室に上がった。(ちなみに、和室といっても畳ではなかった。)そこには三人の(実際には知らない)友人たちがいて、黒い低い丸テーブルを囲んで、一緒に夢のことをあれこれ議論しているらしかった。(この部分の記憶も曖昧で、風貌さえもよく覚えていないのだが、ひょっとすると彼らは「耳組」の時の友人たちかもしれない。)話の流れで、自分もさっき見ていた夢のことを頑張って思い出しているのだよ、と言って、具体的に説明しはじめた。ガラス越しに見る天気は荒れていて、強い雨が窓を打っていた。

さっき見ていた夢を話にしようと思う、と言って切り出した。(で、実際それを話にしかけているから、現実の世界からすれば、それ自体が夢来の夢来ということになるね。)4人の少女たちの面白おかしい日常を見ていたらしい。やっぱり詳細は覚えていない。話の筋、性格、仮の名前は考えたけれども全く覚えておらず、風貌、性格はわずかに覚えていた。順番に、1.主人公の少女。髪型は明るい緑~黄緑色のミドル。何かと暴走気味で、早い話が変人。2.友人。髪型は茶髪のツインロング。おとなしく冷静な性格だが、主人公を止めるわけではない。3.友人。髪型はピンクのウェーブ。元気な性格で、多分一番の常識者。4.友人。髪型はシルバーのショート。主人公の気に入り、言葉を言うよりは何かとべたべた引っ付く。

 

実は、自分たちは何かの試験のボランティアスタッフで、試験会場に向かう途中であったらしい。そのことを思いだし、バスに乗っていかなくては、と全員思い当たった。蔵王という、バス停がある場所までは近いのだが、XXという試験会場までは結局遠いのだそうだ。それを話していると、そこに偶然先生が現れた。(実際には知らないが、中学時代のM先生に似ている気がした。)先生は、自分の着ている紺の上着を指差して、私とおそろい、と言った。確かにおそろいであった。その上着は、飾りやボタンなどが一切なく、直線的なフォルムをしていた。色は紺というより、紺とウルトラブルーの中間くらいで、やや光沢があった。自分たちは移動をはじめ、どうにかして試験会場についたらしかった。そして、スタッフの仕事もやり終えたらしかった。最後に、体育館風の場所で、全員で縦一列にならんでいると、その仕事について、代表的な人が賛辞の言葉をくれた。(このあたりは早すぎて覚えていない。)そこで頭の中に音楽が鳴り響き、起床した。今回の音楽はあまり好きではなかったので、はっきりと細部までは覚えていない。