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あれはなんだ かたちは無く

ギターの気付記

と言うわけで、こんな時はギターだよね!と軽く二時間ほど演奏していた。暖房のない部屋で凍えながら。そして色々とギターの進展があったのでメモ。

 

・冬、屋外級の寒さの中で演奏すると手が中々動かない。当たり前である。しかし、一度集中し始めると、普段よりよく動き出す。これは去年までは無かった。とうとう集中力は寒さに打ち克ったらしい。(ちゃんと指自体は寒さに反応を起こしていて、だんだん高音弦で指を切りそうな錯覚に陥ってちょっと怖い。)

・例の「左手は器用」対策。一時は左右の手を逆にしようかと思ったくらいであるが、僕は大抵のことは左手の方がよくなじむ。ギターもその例に漏れず、左手の方が脱力と緊張のバランスが良いのである。今まで左手を見習って右手で真似ようとしていたが、悉く失敗していた。諦めて色々苦心していたが、今夜とうとう右手が左手に追いついた、かもしれない。詳細は以下の通り。

・肘の位置、ギターと身体の距離、ギターの表板の角度の3つが重要である。肘を乗せる感覚…と工夫していたが、乗せるというより、覆う感覚だと上手くいく。そしてこの時、必然的に身体とギターの距離は近くなる。例の「脱力しつつ弦をはじく」フォームをしやすくなるのだが、バネのある低音を出すには、親指を弦に近づける必要がある。この時、手首の力だけで近づけると肩に無駄な力が入るので、ギターの前後の位置(&肘の左右の位置)で調整する。最後に、ギターの表板の角度であるが、僕の特徴として、気がゆるんだらギターが身体と並行に、そしてやや上向きになってしまう。これに気をつけて、ギターは身体に対して斜めに、そして立てるということに意識すること。(勿論、指板はほとんど見えない状態になる。っていうか、指板はずっと見る物ではない。運指に難のある曲は、クラシック式の姿勢で対処すること。)それとついでに、指の角度も意識できたらなお宜しい(長年の旧フォームの影響が未だに強いため)。

・つまりあれだ、常に姿勢良く演奏しよう、という基本である。椅子と楽譜台を買ってこようかしら。そして眼鏡を新しくしようかしら。

 

《夜中にこっそり?追記》

・ここ数年で最大の困窮中と雖も、弦をもう何か月も変えていないのでギターには本当に申し訳ないな…。散歩がてら買ってこよう。勿論ElixerのLight!テンション?YAMAHAアコースティック×ナット・サドル非調整×Light弦だと大抵のものは弾けるので問題ゼロ。

(むしろMediumでもOK。Extra Lightはギターの音を殺しすぎてて個人的に存在意義が不明である。高さ調整は否定はしないけど、一般的な風潮の高さでさえ、Clarenceあたりのチューニングの曲が詰まらずに弾けるか否か微妙だからちょっとなぁ…。音の追求のために調整するのは分かるけど、演奏性の為に音質を犠牲にするのは理解できない。)

クリスマス・ソング集は結局全曲弾きたくなって、ペーパーバックをポチった。在庫1点だったのでギリギリ。TAB譜付きだが、例によって参考程度に。(個人的にTAB譜は相性が悪い…TAB譜onlyだとアレルギー起こしかねんレベル。)