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あれはなんだ かたちは無く

~2013/03/22 夢日記

起床してから大分時間が経っているので、細部の記憶は曖昧である。

 

気が付いたら学校の教室のような場所にいた。収容人数80人位で、壁と天井はオフホワイトに塗ってある。固定式の長机が2列に並べられていて、それぞれ10行くらい。部屋の前の方は広めの空間があった。そこに自分と、あと知らない人々7人がいた。一応一箇所に集まっているものの、これといって会話があるわけではない。そこに、(実際の)某人気アイドルグループの一人とその付き人達がやってきた。付き人達は皆黒いTシャツを着ていて、アイドルの周りに一定の距離を保ちながら傍について離れない。突然、どこからか伴奏が中くらいの音量で流れはじめ、アイドルがマイクレスで歌いだす。その歌は実際にはない。自分はそのアイドルが苦手だし、夢の中にいることを忘れていたので、特に気に留めず覚えようとしていなかったのだが、かなりメロディーラインが美しい、ということに途中で気付いた。(ちゃんと意識を向けておくんだった。あと、そのときは演歌調のポップスだと思っていたが、たぶんあれは普通にポップス。)一般的にそのアイドルグループは特に歌が上手でないので、特に期待をせずに聞き流していると、そうとう歌が上手なので腰を抜かした。芯のある腹式発生で、音域を万遍なく使って歌っていた。共鳴も上手で、こちらの脳に響いてくるような。(もしかすると、本当に眠ったまま歌っていたのかもしれない。)ワンコーラス歌い終わり、急に夢が終わる。

 

小学校の時のグラウンドにいた。(家でも学校でも、細部が欠如していたり融合していたりするのだが、今回はそんなことはなかった。極めて本物にそっくりであった。)そこでは、何かの競技をし終わった後らしく、縄がグラウンドに放置されていた。さっきまで自分もそれに参加していたような気がした。そのとき、友人2人と体育用具を返しに行く、という用事があったことを思い出し、近くにいた友人に体育用具置き場へ行った。自分は鍵を持っていないことを友人に告げると、その友人はポケットから鍵を取り出し、私が持っているから大丈夫だと言った。無事に鍵を開け、高い位置にある棚へ鉢3つを仕舞った。その鉢のうち1つの緑色の鉢は実は自分の私物であったが、それをなかなか言い出せずにいた。単純に足りないから私物を持参しただけのことなのだが、友人、というよりクラスメートに話しかけることが怖くて言い出せない(当時、社会的な事情により、実際に恐怖だった)。いよいよ、その鉢は自分の私物である、と震える声で告げると、友人たちは冷たい目で見つめ、どうしてここにあるの、とかどうして早く言わないの、とまくしたてる。それを取り出すには用具管理長の許可がいるらしく、隣接の建物のインターホンで事情を告げると、管理長の部屋に通してもらった。管理長は優しい目をした70前後の小柄なお爺さんで、自分たちに、興味のある分野はなにか、など色々聞いた。彼と話すうちに徐々に不安が収まっていった。

 

(実際には知らない)友人と料理を作っていた。友人は東南アジア風のいでたちで、日本語は通じないので英語で話していた。料理の準備をするところから始める。それには、幅の広い葉や、よく磨いた木棚などが必要なのだそうだ。それを探して丁寧に敷き詰める。このごろ自分は少し注意力が足りず、夢の中でも少々きっちりと敷き詰めることはできなかったが、友人は笑って直してくれて、少し申し訳なく思った。料理の数は覚えていないが、米の麺の入った暖かいスープ、新鮮な野菜と果実のサラダ、五角形の餅春巻などであった。このうち料理の経過を覚えているのは五角形の餅春巻である。まず、中に入れる具を作る。よく捏ねた糯米に着色料・香辛料・ハーブの葉などを加え、再びよく混ぜ合わせる。それらの色と配合を変えたものを3種類、ピンク・グリーン・ライトブルーを作る。次に、白い根菜を細長く切り刻む。そして、最初に作った餅を小さめの団子にして少し上をつぶす。最後に、薄い米の皮と薄い葉の上に、餅を五角形に乗せ、根菜を少しつまんでその上に乗せる。米の皮を一辺ずつ折りたたみ、水で閉じた後、団子のない5か所にそれぞれ切込みを入れる。食べると、貼りつくような触感としゃきしゃきした触感、菓子のような甘さとさっぱりした清涼感とを同時に味わうことができる。試食した後、完成したからテーブルに運ぼうというところで終了。

 

今晩は中途覚醒が多かったので、見た数に対して覚えている数は極端に少なくなった。夢記憶力が若干落ちたかな。