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あれはなんだ かたちは無く

~2013/07/23 夢日記

相変わらず寝つきが悪いうえ、睡眠時間はごりごり減少中。今日はあまり覚えていない。でも、夢世界と所どころ混線したのちに、夢らしい夢、という流れ。ああ、結構脳が疲れてるんだなと分かるので、便利と言えば便利かもしれない。

(どうやら夢世界につなげるにはパワーがいるようなので、脳が疲れているときは、手抜きの夢らしい夢ばかりを見るのだ。)

 

度々訪れる書店に来た。ここは夢の中で訪れる中で最も大きな書店である。青いアーチと柱、長方体を斜めにそぎ落として丸みを付けたようなシルエットが特徴である。(他に、黄色ベースの横長い中規模の書店、雑貨も扱う半地下のほこりっぽい書店もよく行く。)よく晴れた日で、さんさんと光が降り注いでいた。光の種類からして多分朝。この書店は1F~4Fまであって、入口すぐにあるエスカレーターで登り降りする。1Fはビジネス書が多いが、特に興味がないので行ったことがない。今度行ってみようか。主に行くのは4Fで、登ってすぐに世界のファンタジーを集めたコーナーがある。前回来たときは、ドラゴンものの青の何とかっていう新シリーズが発刊されていた。今回はIVが刊行されていた。これとは別に、ドラゴンものの白の何とかって新シリーズもあって、青のIVは白のIIでもあるらしい。表紙は白ベースで、二体のドラゴンが描かれていた。すぐ近くにカラフルな文具の特設コーナーがあって、そこでノートや財布を見ていた。

その時左に立っている人に気が付いた。高校時代の友達のAFによく似ているのだ。「やっぱり青だよね」と思って、一番右にあった青い財布を取ったとき、「やっぱ青りだよね」と聞こえてきた。えっ、と思い左を見ると、二人して同時に、あっ、と声を上げる。やはりAFだった。(現実世界ではもう何年も…2007年か2008年からなので、5、6年くらいは会っていない。仕方のない理由で会えない。会えるなら会いたいのだけど。)姿はまったく変わっていないまま、違う学校の制服に身を包んでいた。この時間帯に来てよかったなぁ、と思った。それから書店を出て、白い無機質な建物と緑あふれる空間を並んで歩きながら、色々話した。

 

(次はいよいよ疲れてきた夢らしく、この夢は、まぁ言ってみれば夢だ。)

どこかの宿泊施設に泊まっている。集団旅行か何かで来たらしい。宿泊施設とはいっても民家風で、もっといえば、内装は幼少に住んでいた家に少し似ている。夜になって寝付けないまま暗闇で過ごしていると、突然誰かが入ってきた。留学時代の友人である。睡眠時間中にインテリアを修正するらしく、置物の向きや観葉植物の向きを直していった。後ろを向くと、同室の友人と目があった。この人も寝付けなかったか、目が覚めたらしい。ドアを普通に閉めて出て行った。

次の朝はやく、カウンター推理小説を読んでいた。結構長い小説で、3/4ほど読み終わっていた。主人公が旅行先で泊まっていると、そこを襲撃した人と間違えられ、容疑者になる話である。壁の形状や、落ちていた物証などから独自に容疑者を絞り、話を聞き出したところでとうとう警察に追われ、いったん逃げ出すのである。カウンターの近くには、昔苦手だと思っていた人がいて、相変わらず取り巻きに囲まれていた。基本的に無視していたが、ずいぶん無茶なルールでゲームをしていたので、軽い皮肉を言って部屋に戻った。部屋で顔を洗っていると、仲間のビジュアル系っぽい人がやってきて、急かされた。気付くと、人はなぜか親戚ばかりになっていた。現実にはいない若い叔父1人、いとこ3人、ペット1匹を加えて、合計12人と1匹である。

この間は記憶がない(というか飛ばされた)。戻ると、民家がざわついていた。どうも何者かが襲撃したらしい。全員が容疑者になるが、一番怪しいのは僕になるのだった。おいおい、推理小説と同じ筋書だなあ、などと考えていた。仕方がないので、全員から話を聞き出して、容疑者を少しずつ絞る。壁や物証など、ますます推理小説とそっくりなのだった。そうこうするうちに警察が到着し、なぜかいきなり手錠をかけられる。手錠をかけられたまま、絞り込んだ3人の中から容疑者特定を始めるが、一番怪しいのは僕なので、連行されかける。が、どうにかして一旦逃げたものらしい。(このへんのくだりは夢らしいな……。)

その後自宅付近まで逃げる。日が暮れて雨が降ってきたので、ラッキーだと思った。カメラの視点が現場に変わる。僕の友人が数人現場に呼び出されたらしい。そこで、これは本を基にして入れ子上になっている夢なんだ、ならば本を読んでしまえばいいと思いつく。そのために、一旦自宅に戻ろうかと思ったが、マークされているだろうからやめた。タクシーで短距離を移動する。いったんどこかで降りて引き返すのだが、美女軍団10人が現れて道をふさごうとする。タクシーに飛び乗ってそこから脱出する。本が読めないので、自力で推理しようとする。(結局夢の中では真相を暴けなかった。そういう意味では、僕にとっては悪夢だ。)