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あれはなんだ かたちは無く

Martin Acoustic SP Phosphor Bronze LIGHT アフターワード

そういやアフターワードを書いてないんだった。そもそもいつ張ったんだっけ?とログを見返すと7/20だったので、丸2週間が経過しているのだった。

 

この弦も例に漏れず、張って時間を置くと、音色が落ち着いた。他の弦よりは早く、1日程度で落ち着いた模様。とは言っても、やはりフォスファーブロンズにしてはクリアな印象は変わらず。余計な味付けは特に見られない。張り立てでは分離感が強かったが、ほんの少しだけ弱まり、音がまとまった。このことで、フィンガーでもストロークでもどちらも綺麗に奏でてくれる。

タッチのレスポンスは素直で非常に良い。ダダリオも素直だが、やや硬質で雰囲気を載せづらいことを考えれば、実に優秀と言える。音色のコントロールに関しては、受付角度がシビアでややコントロールしづらい。

ファースト・インプレッションでは、タッチの強弱を受け止める幅が深いと書いた。それは変わらないのだが、半年間ジョン・ピアースを弾いた後だと、正直少し物足りない。……まあ、Martin SPなら、十分比較対象にして良い弦でしょ、、たぶん。

 

弦の持ちは推定4日くらいだろうか? とにかく短かった。弦を張り替えた後、すぐに数時間弾き倒したのと、その後はうって変わって、時間が取れずしばらく弾いていなかったのとで、正しい評価は出来ていないかもしれない。

音の変化は劇的で、すぐに分かる。ごっそりと倍音が抜けてしまい、前に響かなくなる。あと、プレーン弦の錆び方でも、最もわかりやすい種類のうちの一つだろう。

色々ポテンシャルを活かしきれていない感が拭えない。いつかまたリベンジしたい。