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あれはなんだ かたちは無く

ギター備忘録 指の拡張

ソロギターを弾いていると、手の大きさによっては困難だと感じる運指に行き当たることがある。手が小さい人だと、なおさら多いことだろう。

そんな時は、以下のポイントに注目して指を拡張することで、運指を比較的楽にすることができる、こともある。基本的にはどの種類のギターでも同様だが、張力に由来する押弦力の関係上、どちらかといえばクラシックギター向けである。(エレキギターについては不明。ただ、あれもヘビーゲージ以外は張力ゆるゆるなので大丈夫かと。)

 

ポイント

 

・ネックを握りこまないようにする。

……ネックを握りこむと、親指の位置が高くなり、また手を閉じがちになる。

・手首から腕にかけての関節をなるべく曲げない。

……この部分の関節を曲げると、手を開きにくくなる。

・運指が低音部にかかる場合は、肘ごと前にずらす。

……前ポイントと同様。

 

・【奥の手】親指を指板側に配置し、手を開いて押弦する。

……かなり届くようになる。

・【奥の手】親指を指板側に配置し、親指から小指までを使って押弦する。

……さらに拡張され、さらに届くようになる。

 

最初の3つは、クラシックギター出身者なら無意識に気をつけていることが多いような気がする。(まともな教則本ならたいてい載っている。)

奥の手の2つは、立って弾く場合や、アコースティックギターの場合では難しいかもしれないなあ、、、

あと、無意識に小指を曲げる癖が付いていないかどうかを確かめるのもなかなか効果的である。小指の筋肉は付けづらいからね。

 

ちなみに私の手のサイズもメモ。左手親指から左手小指までが18cm、左手人差し指から左手小指までが14cm。左手と右手とではだいぶ違う。成人では稀に見る小ささであるが、楽しくクラシックギターを弾いている。