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あれはなんだ かたちは無く

~2013/10/07 夢日記

現実世界におけるJR広島駅の北口、とされる場所にいた。様子が全く異なる。そもそも名称が新広島駅である。駅を降りると、東側には、鹿鳴館よろしく純白の洋館が立っている。建物の名称を読んだが忘れてしまった。公的建造物であったことは覚えている。西側には、活気あふれる大規模の市場が出来ていた。外国のそれの様に、何でも揃う類の市場だ。問題は正面である。まず、ずっと大通りが続いている。その大通り沿い、また東西に、十字を描くようにして一定間隔で白い柱が立っているのだ。見れば、一つ一つに絵と文章が刻まれている。ローマの歴史を紹介しているらしい。件の洋館の正面には土塗の建物が並び、その前には布と木でできたテントが続いている。一つ一つのテントには、実際の人間が当時のローマの服装と化粧をしてポーズをとっている。それが市場の手前まで続く。土塗の建物の向こうには、一つの町程の規模の間、石組みの神殿だとか公衆浴場だとかが続く。しかも道路は微妙に傾斜があり、白土である。なぜか人の往来が激しく、観光気分で写真を撮り続けている人も多い。いったい広島駅に何が起きたというのだろうと疑問に思った。まあ見てみようとおもって、ポーズをとっている人だの、洋館だのの周りをうろついたり、その辺で足を投げ出して賭け事をしている老人や馬をひいた青年と話したりした。当の本人たちとはもちろん日本語で、当たり障りのない話をするからまたおかしい。何より、日差しがおかしい。日本の日差しはこんなに明るく、暖かくないのだがな、などと考えていた。