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あれはなんだ かたちは無く

~2014/06/15 夢日記

珍しく早朝に起床

清々しい空気と快晴、この感じはすごく好きだけど普段はなかなか起きられないなぁ

さて、本日はn回目の誕生日

今までのすべてのものに感謝を

 

途中~夢の終わりしか覚えてないや

 

そうだロシアへ行こう、と思った自分は、飛行機に乗って(乗った記憶はあるけど映像的には覚えてない)モスクワへ飛んだ。飛行場から町中へ新幹線的なもので移動するのだか、その光景が面白かった。まず新幹線はレールも本体も鮮やかな真紫で、地上50階相当くらいの高さを走っていた。どこに座っているのか画面を見ているのか、ずっと進行前方の流れる光景を見ていた。

たぶんあれは未来のモスクワの街並みなのだろう。空高くから見える水平線、まっすぐ突き抜けるレール。相変わらず空は少し曇っているしすこしほこりっぽいのだけれど、なんというかあの独特の、アメリカでもヨーロッパでもない空気のまま、青みがましてさらに洗練されている気がした。遠くには中型船のようにみえる大型船が浮かんでいた。グレーで、ほとんど動かない。眼下には高層ビルが見渡す限り乱立している。初め、手前にスターリン様式のあまり高くないビルが続いたと思っていたら、都心に近付くにつれいきなり光景が変わった。左手には地上に近づくにつれて細くなる奇妙なバランスで、真っ赤や黄色の色をしたビル群が、右手にはいわゆる高層ビルがずっと伸びていた。それらすべてが超高精細ではっきり見えていて、やっぱりあれは自分で見ているように見える映像だったのかもしれない。驚いたのは、新幹線的なものと、自転車や歩行者が普通に共存していたことだ。なんどかぶつかりそうになって、あ、あぶない、と思うとキュルルッと車輪が音を立てて寸前で衝撃も振動もなく急停止し、「コラー、子供達!あぶないだろうが!」と機会がロシア語ではやしては先に進む。

やがて到着して宿泊先へと変わる。なぜかロシア語の教師、ロシア語のクラスメイト、家族、が一堂に会していた。シチュエーションはよくわからないが楽しげである。僕は部屋であいさつや幼い親戚の世話などをした後、ロビーで人の往来を眺めたり映像を観たりしていた。どうも今のロシア語とは発音も言葉使いも微妙に違うらしい。ロシア語、ということはわかるし自分も普通に使っているのだが、夢の中で、どこかに眠っているはずの本来の自分の直感で、ああこれは少し違うなぁと感じていた。発音はよりなめらかでリエゾンが増え、なんというかもにょっとした感覚が多くなっていた。言葉は微妙に今からするとずれているような気がする言葉が多かった。遠回しな言い方よりも、直接的な表現が増えていた。

部屋に戻るときに金髪の女性が通りすがりに声を掛けていった。少しなまっていたが「誕生日おめでとう」、と言われたのだ。確かにリアルでそうなのだが、夢の中ではそうではないことになっていたので、そのときは自分はなんのことだろう、と思っていた。僕は夢の中で歯の病気に悩まされていることになっていて(いやリアルでもそうだけど夢の中ではもっと深刻で)、もしロシアに永住するなら歯をしっかり治療してからでも遅くないかな、なんて考えては納得していた。

何年か前にロシアで知り合った少女(実際にも知っている…と思ったが知らなかったらしい)が、今では小さな子供たちに大人気の歌手になっていた。相変わらず可憐で、大きな緑の眼と、どこかアジアっぽさを感じる高い頬骨が印象的で、当時と全く印象は変わっていなかった。いや、多分身長もあまり変わっていないと思う。その子が音声機械を色々首や顎に付けて、ストリートパフォーマンスをしていた。風船を持った子供たちが喜んでいた。その曲は愛情について(愛と言っても人類愛的な)歌ったもので、陽気なリズムとメロディーだった。ああ、この曲好きだなぁと思うと同時に、あの独特の、はっきり見えているのに空気だけ薄まるような、ふわっと宙に浮くような感覚がした。その感覚の中で、最後まで曲が響いていた。そして迎える起床である。

メロディーはやはりメモっておいた。実は2種類の歌を聴いていたので両方。

 

あんまり面白かったので家族に説明し、未来のモスクワ?の映像も単色だけれどもささっと書いてみた。面白がって聞いてくれてありがとう。

なんだかとても不思議な印象の夢だった。